目標設定
運用する上では、目標を立てる必要がある。
ゴールを設定しそこから逆算してどのような行動を取る必要があるのかを考えるのは、
もう基本中の基本といってもいいくらい。
これができないと何もできない。
ちなみに人によってその場その場の流れに合わせて行きていくテーマ型の人と、
目標を設定してそこに向かって進んでくゴール型の人と、
2種類いるみたいな話を聞いた事があるけど、これは本当に役に立たない話だなと思っていて。
目標があるなら逆算しないと叶わないし、
目標がなければテーマ型で生きていける。
よく聞く年利10%とかなら、
それこそ今モルガン・スタンレーのGlobalBrandsでずっと維持できてるみたいだし、
新興国の定期預金とかみれば全然ある数字だし。
だから、運用して年利5%〜10%っていうのはあまりいい目標ではないと考えている。
ウォーレンバフェットの平均リターンが年利20%というのを聞いた事があるけど、
彼は非常に安全性の高い運用の仕方をして20%を出しているというのがポイントだと思う。
相場に対しての間合いの取り方というか、
入口と出口とコミットの仕方が非常に上手いんだと思う。
ただ、彼のように兆単位のお金は個人的に欲しいと思っていない。
年間のキャッシュフローが安定して1億あればいい。
だから、目標としてはいかに短期で資産20億円を作るか。
20億円あれば、年利5%〜3%の運用で6000万〜1億が入ってくる。
20億作ったら、もう金の事なんかどうでもいいから好きな事してたい。
セミリタイアをしたい。
その頃には金融資本主義の世の中の構造がある程度理解できてると思うから、
そんな世の中で自分が何をすれば世界に善く働きかけられるのかも見えてるはず。
で、現実的に20億を達成するにはどうしたらいいか。
月利を10%に設定した場合、
複利だと
1年で3倍
2年で10倍
3年で31倍
4年で97倍
5年で304倍
6年で956倍
7年で2,999倍
8年で9,412倍
9年で29,540倍
10年で92,709倍
となる。
10万円を元金にした場合
1年で313,839円
2年で984,948円
3年で3,091,180円
4年で9,701,437円
5年で30,447,256円
6年で95,556,522円
7年で299,897,293円
8年で941,206,164円
9年で2,953,908,125円
9年目で目標達成できることになる。
元金が100万円なら7年目で達成だ。
実際のところは各種手数料があったり、
納税のやり方によっては利確するたびに21%の税金がかかったり、
ちょこちょこ金がかかる。
だからもうちょい目標自体の軌道修正がいりそう。
また、労働収入をどれだけ投資につぎ込めるかも、
大事なポイントになってくる。
仮に、毎月10万円を投資用に注ぎ込んで、
月利10%(年利300%くらい)で回した場合、
1年目 5,607,788
2年目 54,330,455
3年目 485,337,937
4年目 4,298,090,050
となる。
死に物狂いで働きまくって労働収入を増やし、
(投資の勉強のためにある程度時間を作る必要があるから、仕組みを作らないといけない)
プラスで投資を勉強しまくれば、こんなこともあるかもしれない。
サラリーマンなら相当高給じゃないと厳しいかもしれないけど、
事業家であれば収入の増減はあるから余った金は積極的に投下していくといい。
どっちにしても、人生そんな長いわけじゃない。
ある程度安全資産で運用する流れを作ったなら、
あとは積極的に運用していかないといけない。
まあ、今日の話は投資の世界に長いこと住んでる人からすると、
アホみたいに見えるかもしれないけどやっぱこれくらいは夢見たいよね。